トランスポゾンタグライン・ホモ種子の提供について

理研GSC が開発したシロイヌナズナトランスポゾンタグラインのうち遺伝子内部または近傍に Ds element が挿入された 926系統 についてホモ種子の提供を開始します。ご関心がある方は以下の説明をお読みいただいたうえで申込みをお願い致します。

  1. まずご関心のある系統についてホモ種子が利用可能かどうか確認してください。ホームページのオンラインカタログをキーワード検索した際に表示される検索結果画面でホモ種子が利用可能な系統には○印が付与されています。
  2. ホモ種子が利用可能であることが確認でき提供を申し込まれる場合には、提供申込書のリソース番号の欄に psh をご記入ください。例えば pst99999 のホモ種子をご請求される際には psh99999 とご記入お願いします。
  3. 平成16年度以降にトランスポゾンタグラインの提供同意書を締結されている場合には、ホモ種子のご請求の際に改めて MTA を締結する必要はありません。
  4. ホモ種子は 1系統 あたり 500粒 を単位として提供致します。
  5. 提供手数料は1系統あたり 10個分 としてホームページ掲載の表にあてはめて計算します。「大量ユーザー」としてお支払いいただく場合には10系統まで9,135円(学術研究機関)となります。なお「少量ユーザー」として既にお支払いをいただいている場合には、ホモ種子 1系統 につき 1回分 の請求権を使用されたとみなします。例えばホモ種子 2系統 をご請求された場合には 10回 の請求権のうち 2回 を使用されたとします。
  6. ホモ種子のご請求 1件 につき Nossen の野生型株 500粒 を control 用として同梱します。なお表現型の比較を厳密に行なう場合には Ds element 及び Ac element がそれぞれ挿入されている親株もあわせてお使いいただくことをお勧め致します。
  7. 理研BRC では提供致します種子ストックを PCR により解析し、homozygous の破壊株であることを確認しておりますが、万が一にもヘテロの種子が混入しておりました場合にはお知らせください。
  8. トランスポゾンタグラインの提供を受けるには予め遺伝子組換え生物の取扱いに関してご所属の機関より適切な内容での許可を受けていることが必要です。
  9. 挿入変異体をお使いになる時は挿入位置以外に変異が生じている可能性も考慮して実験計画をたてられることをお勧め致します。
  10. トランスポゾンタグラインに関しての詳細情報はこちらから閲覧できます。
  11. 引き続き遺伝子内部またはごく近傍に Ds が挿入された系統について順次ホモ種子の準備を進めていきます。整備状況については HP 等よりお知らせ致します。

(2007/1/29)


コメントは受け付けていません。